路線バスに乗って自分に合ったパワースポットを探しに行こう!!

■御朱印は参拝者だけの特別仕様!

御朱印は参拝者氏名を明記(伊は強調の意味)
御朱印は参拝者氏名を明記(伊は強調の意味)

 豊受神社の御朱印帳は前述したが、トヨウケヒメノオオカミバージョンの他に猫ちゃんバージョンもある。渡される名前シールに氏名と連絡先を記入し、巫女が1ページ目の裏表紙に貼り付けてくれる仕組みのみで授与される。

 御朱印は通常のタイプ、切り絵のタイプともに書き置きだ。しかもその場では授与されない。申込書に希望のタイプ(両方可)と氏名・住所・電話番号を記入して、渡される封筒に送付先の住所氏名を書いて初穂料とともに巫女に託す。

トヨウケヒメノオオカミの御朱印帳
トヨウケヒメノオオカミの御朱印帳

 すると2-3週間後に御朱印が郵送で授与される仕組みだ。この御朱印には参拝日とともに、参拝者の氏名が明記されている。氏名入りの御朱印は非常に珍しい、参拝者だけの特別仕様だ。推測の域を出ないが、これにはいくつかの理由がありそうだ。

 考えられるのは申し込んだ参拝者が確かに参拝したことの証明力や転売防止だろうか。御朱印は参拝した証として授与されるもので売買の対象ではない。その一つの対策として、氏名明記で証明し郵送する形を取っているのだろうか。御朱印帳は前述の通りその場で授与されるが、必ず氏名シールを巫女が貼り付けるルールになっている。

郵送された御朱印とともに申込書は返却される仕組み
郵送された御朱印とともに申込書は返却される仕組み

 これも転売防止や参拝客が多い神社での取り違え防止には非常に役に立つ。ちなみに御朱印の初穂料は500円だが、これには封筒や郵送料がすべて含まれる。氏名明記の特別感と神社側の手間を考えると、パワースポットを超えた神様とのご縁は価値あるものになるのかもしれない。

 到着した御朱印は厚紙製のケースに参拝御礼の直筆メッセージが添えられており、到着までの待ち時間も楽しみで郵便受けを毎日見る日々が続く。御朱印を受ける際の諸注意が書かれた紙片も同封されているので一読しておきたい。

■あなたのパワースポットを探そう!

参拝後に浦安駅入口にバスで向かうのが便数も多くて便利
参拝後に浦安駅入口にバスで向かうのが便数も多くて便利

 自分だけのパワースポットが見つかるまで、バス旅や御朱印集めで巡拝の旅を楽しんでいただきたい。パワースポット探しの巡拝をしているうちに、罪穢れなき清らかな人間になっているかもしれない。目指せ、あなた自身がパワースポット!

 【交通インフォメーション】豊受神社へは、東京メトロ東西線・浦安駅から徒歩約10分、または南行徳駅から東京ベイシティバスで豊受神社停留所下車。豊受神社から浦安駅入口へは片方向でバスの便がある。運賃は170円。東京ディズニーシーまたは舞浜駅からは、同じく東京ベイシティバスで豊受神社停留所下車。運賃はシーからは230円、舞浜駅からは200円。

【画像ギャラリー】【バスに乗ってパワースポットへ】あなたのパワースポットを見つけよう!<豊受神社(浦安):編>(11枚)画像ギャラリー

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。