交通機関に対する支援も検討すべき時か
確かに利用者からしてみれば、コロナで苦しいのは国民一般も同じで今の時期に値上げなんてとんでもない、と言いたい気持ちはあるだろう。それでも終息まで待てず、終息しても利用者の回復が見込めない状況であれば、重要な足であるバスがなくなり不便を強いられるよりもマシと考えることもできる。
かつての護送船団方式が良いとは言わないが、2年以上もバスを遊ばせておく状況では民間企業が存立するのは難しく、国が支援してでも公共交通機関は守らなければならないのではないだろうか。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの過去に経験したことがない非常な社会情勢や、バス事業者を取り巻く状況が浮き彫りになった西鉄の運賃改定だ。
【画像ギャラリー】西鉄が一部の路線バス運賃と高速バス運賃制度を改定!関連バス写真多数収録(16枚)画像ギャラリー