スマートバス停の増殖が止まらない!! とうとう鉄道にもスマート電停出現ってマジ!?

■スマート電停も!

動画も流せるので広告収入でペイできる
動画も流せるので広告収入でペイできる

 バスと似たような時刻表を持つ路面電車や鉄道線では、スマートバス停を応用した設置例もあり、直近での採用例は西日本鉄道・天神大牟田線の一部駅ホームに、熊本市交通局では路面電車にスマート電停が採用されている。

 鉄道駅や停留場では電源の確保が容易なことから、これらのスマート電停はいずれもタイプAが採用されているようだ。

 先行して採用している西鉄バス北九州のスマートバス停設置停留所を観察していると、現在時刻の時間帯時刻表のフォントが大きく表示されることから、高齢者がバスの時刻を見る際に従来よりも確認している時間が格段に短くなっているような気がした。

 これによりバス停に集まる多くの人が一度に時刻表を確認できるのが最も大きなメリットなのだろう。

 また空港連絡バスでは、あまり乗降がないバス停でもタイプDが設置されており、これにより時刻表の張替え作業が不要になる。航空便ダイヤに合わせてバスのダイヤも毎月変わる地方空港の連絡バスには最適なバス停と言える。

 事業者にも利用者にもメリットがあるので、採用が増えてほしい新しいバスのインフラとして定着しそうだ。

【画像ギャラリー】スマートバス停が増殖中!(8枚)画像ギャラリー

最新号

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

バスマガジン Vol.129は6月23日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、会津乗合自動車を特集。同社は福島県の約4割の面積を占める会津地方を営業区域とし、路線は会津盆地の若松・坂下・喜多方を拠点に、平野部の住宅地域から中山間地域へ広がるほか、東部の猪苗代・郡山湖南地区と南部の田島地区にも路線を有している。