■スマート電停も!
バスと似たような時刻表を持つ路面電車や鉄道線では、スマートバス停を応用した設置例もあり、直近での採用例は西日本鉄道・天神大牟田線の一部駅ホームに、熊本市交通局では路面電車にスマート電停が採用されている。
鉄道駅や停留場では電源の確保が容易なことから、これらのスマート電停はいずれもタイプAが採用されているようだ。
先行して採用している西鉄バス北九州のスマートバス停設置停留所を観察していると、現在時刻の時間帯時刻表のフォントが大きく表示されることから、高齢者がバスの時刻を見る際に従来よりも確認している時間が格段に短くなっているような気がした。
これによりバス停に集まる多くの人が一度に時刻表を確認できるのが最も大きなメリットなのだろう。
また空港連絡バスでは、あまり乗降がないバス停でもタイプDが設置されており、これにより時刻表の張替え作業が不要になる。航空便ダイヤに合わせてバスのダイヤも毎月変わる地方空港の連絡バスには最適なバス停と言える。
事業者にも利用者にもメリットがあるので、採用が増えてほしい新しいバスのインフラとして定着しそうだ。
【画像ギャラリー】スマートバス停が増殖中!(8枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方