ロンドンバスの雄姿をリアル&写真展で堪能……東京を走るルートマスターを体感せよ!!

ロンドンバスの雄姿をリアル&写真展で堪能……東京を走るルートマスターを体感せよ!!

 1960年代のイギリス・ロンドンで活躍したクラシック型のロンドンバスが、半世紀の時を越え、国境を越えていま、日本の首都・東京を走っている。そしてそのシーンを雰囲気たっぷりに切り取った写真展が開催される!!

文:古川智規(バスマガジン編集部) 写真:鈴木和枝
(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

■写真展の概要

東京で運行されたロンドンバス
東京で運行されたロンドンバス

 1960年代のイギリス・ロンドンで活躍したクラシック型のロンドンバスの風格と存在感を放ちながら疾走する姿は、まさに時空を超えたコラボレーション。

 クラシックなデザインが誘うノスタルジアと、東京、銀座、日本橋、新宿、渋谷、六本木などのシンボリックな都市風景が共演する、時空を超えた魅力を感じることができそうだ。

 写真展の名称は「鈴木和枝 写真展 『SWITCH – TOKYO × LONDON BUS -』」で、会期は2024年6月21日(金)から同27日(木)まで。時間は平日10:00-19:00、土日は11:00-17:00までで、最終日は14:00閉場。場所は、富士フォトギャラリー銀座 スペース3で入場は無料。

■ロンドンバスとは?

右ハンドルは英国と同じ!
右ハンドルは英国と同じ!

 日本人がよく知るダブルデッカーの赤いロンドンバスはAEC社のルートマスターである。歴史を紐解けば、馬車による大量輸送に始まりそれでも輸送力に欠けたことから、屋根の上に乗るのが暗黙の了解として運航されていた車両に柵と屋根を付けてダブルデッカーにしたのが始まりとされる。

 その後は路面電車やトロリーバスと変遷して、独特のスタイルであるルートマスターが誕生した。現在では一部に現代風のダブルデッカー車が使用されている。日本に輸出された車両もあり、イベントや観光バスとして親しまれた。

【画像ギャラリー】ロンドンバスの勇壮が写真展で復活!(4枚)画像ギャラリー

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。