■ワンマンバス機器市場参入60年目! 歴史に裏打ちされた確かな製品作り

丸山氏は最後に、
「公共交通事業のなかで、やはり何が一番大事かといえば、『迷うことなくバスを利用できる、ストレスを感じずに目的地まで行くことができる環境を守ること』だと考えています。
通勤や買い物など日常的に利用されるお客様以外、例えば観光などで利用していただけるお客様の数をいかに増やしていくのか、運賃箱で蓄積したDXデータの分析などを通じて交通事業者様とともに道を切り拓いていきたいと考えています」と語ってくれた。
現状はクレジットカードやハウスカード、QRコード決済などで、完全キャッシュレスによる運賃決済を進めようとしているが、その先には“顔認証決済”というものが導入されるのではないかともされている。
そのような時代の到来は意外なほど近いといわれているが、たとえ物理的なスタイルが変わっていこうとも、“バス車内における運賃箱の役割”という概念は、どんなに社会が変化しても残り続けるのではないかと今回うかがって強く感じた。
【画像ギャラリー】キャッシュレス化で大きく進化!! 最新の運賃箱には「現金」が入っていない……という時代がやって来る!?(16枚)画像ギャラリー
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