国道18号線沿いの軽井沢にあるドライブインはスキーバス御用達の休憩所といえ、スキーツアー会社の看板がずらりと並ぶ
スキー場へ続く道沿いにあるドライブインはスキーバスで溢れていた。ここは川中島のドライブイン
ドライブインで乗客が買物などをしている間、バスのドライバーはつなぎの作業服を身にまとってタイヤにチェーンを装着する。大変な作業であったと思う
スキー場へ続く道はスキーバスとスキーへ向かう乗用車でいつも混雑。とにかく冬のレジャーといえばスキーだった
東京、名古屋、関西などから夜通し走ってきたスキーバスは、折り返しまでしばしの間スキー場の駐車場で休憩であった
当時の草津温泉スキー場。手前はリフト待ちの列で、スキー場はどこも大勢のスキー客で賑わった
バスの前で東京行きの乗車を待つスキー客。バスは王子観光のいすゞ車両。目の前がゲレンデだった
現在ではあまり見られないであろう、豪雪のなかの淡路交通。淡路交通といえども名古屋にも営業所があった
西武バス。ずいぶん年代物の車両であるが、スキーバスといえばこのようなバスに夜通し揺られるのが定番だった
日本周遊観光。当時の三菱ふそうの観光バスといえばこのタイプで、日本中の貸切業者の看板車両だった
近鉄バスの「スノーライナー」は車体に「大阪・京都~志賀高原」のステッカーが貼ってあり、この車両はシーズン中関西とスキー場を行き来した
大阪発は豪華な車両が多く、大阪中央観光の特別車は屋根上にスピード感溢れる丸い筒が乗っかっていた
大阪発は派手な車両が多く、中央交通のスーパーハイデッカーはドイツ製で、毎日関西と志賀高原を往復した
ドイツ製のこんな大型車のタイヤにチェーンを巻いて志賀高原の急坂の道を登ってきたのである
東京発で豪華な車両だったのは東京空港交通の志賀高原行きで、4列座席ながら定員が少なく窓が固定式、この便は往路、復路とも夜行便だった