今回は1990年代後半のノンステップ車から近年にかけての移籍車を主に紹介しよう。
執筆・撮影■移籍車調査委員会(立木雅人・今関義高/バスマガジンvol.102より)
神奈川県側で様々なタイプの車両の導入が始まった時代
1997年度から東急バスではノンステップバスを大量に導入しており、2000年度は新車全車がノンステップバスとなった。
これ以降は東京都内の営業所はノンステップ、神奈川県内はワンステップバスの仕様が基本となり、路線環境に合わせて長尺や中型、またワンロマ車といったバラエティ豊かな車種を並行導入するようになっていった。
近年は12〜14年程度で移籍することが多く、ごく一部を除き全車が再就職している。宗谷バス・じょうてつ・越後交通といったおなじみの移籍先のみならず、全国各地の事業者で見られるようになってきている。