高速バスは当然だが高速道路を走るように設計されている。街中を走る路線バスはとは使い方も要求される性能も異なっている。多数の乗客に加え、荷物も積載するために、総重量は相当なモノである。
いったいあの巨体はどれくらいのスピードで走れるのだろうか?
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
昔は高速バス専用の形式まで存在した
昔の大型ディーゼル車は高速で連続して運転するのは技術的に難しかった。できないわけではなかったが、短い距離で本線上のバスストップから本線に流入しなければならず、そのまま高速で走り続けなければならなかったため、高速バス黎明期のころは大変な苦労をしていた。
有名なのは国鉄ハイウェイバス用に専用に設計して納入した「国鉄専用形式」だ。日本国有鉄道が高速バスを安全にスムーズにストレスなく走らせるために当時の国内4メーカーに国鉄専用で設計させたバスが多くあった。
これらのバスは民営化後も引き継がれ、しばらくは現役で活躍していた。だが、さすがに一般販売用のバスが高性能になってきたこと。そして納入先が国鉄のみでは開発費用に見合った採算が取れないこともあり、国鉄専用形式は消滅した。
現在では路線車でも貸切車でも高速車でも、高速道路を連続して走行することは可能だ。もちろんエンジンのパワーやギア比などの設定の関係で、路線バスタイプが高速道路を連続して走るのは実用性がない。しかし旅客を乗せない回送では高速道路の走行は問題がないので、100km/h程度であれば連続走行は可能だ。
メーカーや仕様により異なるものの…
さて、高速バス仕様の車両のスピードメーターは概ね140km/hから160km/h程度までは刻んであるので、出そうと思えばこれくらいは出せるはず。もっとも公道では100km/hまたは120km/hが限界なので、制限のある区間を除くほかはダイヤ上は100km/hで走行していることが普通だろう。
もちろんこれは、メーカーによるエンジンやギアの設定、事業者による仕様の違いにより変わると思われる。海外メーカーでのオーバルテストコースで試乗取材した際には、国産と同等の高速車で140km/hを出したことがある。もうすこし出たかもしれないが、空気抵抗なども感じ、限界間近の感覚だった。
コメント
コメントの使い方最近はなくなったが、高速道路を走行中のバスから、
オイルが車内にまで噴き出し乗客が火傷をしたとか、火災もあったような。
トラックの火災はその後もたまに報道されてたな。
高速バスへの追走、観光バスへの追走、学校の引率の関係でどちらもやったことがある。
運転がうまいのは事実だが、結構きつい車間でも高速のままスイスイ避けて他車を抜いていくので、置いていかれないようにこっちも結構無理して飛ばす必要があるため結構疲れる。
一番無理せず楽に走れるのは、流しているパトカーに追走する場合。まあこれは別の意味で神経を使うが。
高速バスの後ろを走ると言う方法は、例えば日曜の高速渋滞路もですよ。
プロの運転手が何度も経験してる渋滞ヵ所で、どの車線を選択してるかは、とっても参考になりますよ。
と、もう一つ、この定速走行は高速でのEV車の走行方法ですよ。確実に電費良いですよ。