■電話来る!
選考基準やプロセスについてはこちら側で知るすべはないし、取材名目で聞いても教えてはくれないだろう。こうして3月8日の見学会取材と、続く採用選考は終了した。1~2週間後に結果を通知すると告げられた。
鬼が出るか蛇が出るか…今後どのようになるのかが予測できない日々を過ごしながら取材や執筆をするさなかに電話がかかってきた。
いつも取材の打ち合わせで話している採用担当者で、いつになく神妙な声だ。「今日は選考結果についてのお話です。古川さんは合格です!」この瞬間に、少なくとも試用期間のバイト採用が決まった。試用期間とはいわゆる訓練期間のことで、この期間中に独り立ち(単独で運転士としてバスを運行できる社内試験をパスすること)できないと、正式採用はされない、つまりクビということになる。
過去には独り立ちできずに不採用になった人もいるようなので、いくら運転士不足とはいえ運転さえできれば誰でもよいというわけにはいかないのだろう。
■確認事項が何点か…
電話口では選考合格を受けて入社する意思の確認と、入社日(バイトでも入社扱いになる)は4月1日でよいかということ、富士急行グループ各バス事業者の新人運転士が集まる合同の研修(経験者は2泊3日で未経験者は4泊5日)が山梨であること、入社日に入社手続きをしてほしいこと等の確認や手続き事項が伝えられる。
こうしてバイト(採用枠としてはパートタイム)運転士として第一歩を踏み出すわけだが、これから行われること、経験すること、出来事や訓練内容等は追々、記事で紹介していく。
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